寒い冬の日

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小雪の降る寒い冬の日、
私より二つ年下の彼女は、煙となって空に昇って行きました。

花の中で、太陽の様に微笑む彼女が
葬儀会場の真ん中で光を放っているようです。
働き盛りのご主人、まだこれからいろんな出来事があるだろう娘さん達三人は、
どんな思いでこの写真を選び出した事か。
遺影は、
あんなすてきな笑顔を写し取っていた
温かい家庭と、彼女の人柄を
物語っていました。

彼女とは、子供達のスポ少でご一緒し、
その後私達が関わっている福祉施設の指導員
として、仕事で助け合ってきました。
畑、まき作り、羊毛加工と、共通する分野で
協力したり、福祉施設の中での悩み事
や、苦労を聞いたり、、、。
どこかで同志のような感情を持っていた人でした。

突然逝ってしまった彼女。
私が知っているのは、彼女のほんの一部。
でも、私の中に、確実に
彼女は、生きている。
『簡単に出来ないと言わない。
出来る事は、惜しみなくやる。』
改めて、心に刻みましょう。

近いうちに、彼女のご主人と
偲ぶ会をする予定です。

 
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